現在アメリカ村と呼ばれている地域は西心斎橋1丁目、2丁目付近を表しますが、昔は「炭屋町」という名前でした。
江戸時代に四国から大阪湾を渡って炭が運ばれ、道頓堀を遡ってこの地域に集積されたことからこの名が付いたと言われています。
1970年代になって、もともと心斎橋のファッション店の倉庫街や貸事務所、駐車場などが多かったこの地域を改装してアメリカ村が出来たそうです。
倉庫の衣類を虫干しするため窓を開放していたところ、干してある商品を立ち寄った若者が欲しがり、それから噂が広まって現在のアメリカ村になったと言われています。
1972年にプレイガイドジャーナルという大阪のタウン誌が開催したイベント「アメリカ村夏の陣」でアメリカ村という呼称が使われ、次第に定着するようになったと言われています。
大阪に居ながらアメリカ西海岸地方などの衣料を購入できる、というのが名前の由来だそうですが、今となっては必ずしもアメリカにこだわっているとは言えない多種多様な文化やファッションが世界中から集められていると言えるでしょう。
若者のファッションが多様化する時代背景の中で、アメリカ村を利用する人のニーズも変化し、それに伴ってアメリカ村の存在意義や内容も時代とともに変化してきているというところでしょうか。